セミナー概要

東証の「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」の要請から3年目を迎え、いま、企業の取り組み姿勢とその“実効性”が本格的に問われ始めています。しかし現場では、「投資家との目線ギャップ」「推進部門と経営層、社内各所との認識のズレ」「理論と現場の間にある実践の壁」といった構造的な断層が、資本コスト経営の推進を阻む障壁となっています。

本セミナーでは、東京証券取引所、機関投資家、実践を進める上場企業、経営コンサルタントが一堂に会し、東証市場改革の“今”と改革を現場で機能させる実践解について、立場を越えて議論を交わします。資本コスト経営を“掲げる”から“企業価値を高める行動”へ――現場のリアルな視点を交えながら、課題と解決策を深掘りしていきます。

会場では登壇者を交えたネットワーキングのお時間もございます。
この機会を、ぜひ貴社の戦略再構築のヒントとしてご活用ください。

このような方におすすめです

  • 企業価値向上に向けて資本コスト経営の実効性を高めたい経営層・CFO
  • 社内外との認識ギャップに課題を感じている経営戦略・IR担当の方
  • 資本コスト経営の本質を理解し、実務に落とし込むヒントを得たい方

当日プログラム

2025年7月17日(木) 15:30~18:00(15:00開場)

Session 1 15:35 - 15:45

「資本コストや株価を意識した経営」の3年目

2023年3月に上場会社の皆様にお願いを差し上げてから2年が経ちました。これまでの進捗状況や、機関投資家からの評価・上場会社が抱える課題、3年目の方針などについて概要をご紹介し、次のセッションでの深掘りにつなげます。

池田 直隆氏(東京証券取引所 上場部企画グループ 統括課長)

Session 2 15:45 - 17:00

資本コスト経営、理論・現場・市場をつなぐ現実解を探る

本セッションでは、資本コスト経営の実装を阻む3つの構造的な断層に焦点を当て、経営としての対応力が問われる本質課題に迫ります。
  • 1資本コスト経営における機関投資家視点の評価
  • 2社内意識改革の道のり:資本効率導入の実践と現在地
  • 3資本コスト経営実践のためのヒント
制度対応を超えて、企業価値創造へとつなげるために――制度設計側の視点に加え、企業・投資家・コンサルタント、それぞれの実践知を交差させながら、変化を促す打ち手の核心を捉えます。

池田 直隆氏(東京証券取引所)

福田 智美氏(ラザード・ジャパン・アセット・マネージメント)

川島 輝夫氏(株式会社UACJ)

石野 猛士氏(山田コンサルティンググループ)

森國 司(日本経済新聞社)・モデレーター

Session 3 17:00 - 17:30

質疑応答

事前に募集する質問、および当日会場からのご質問にお答えします。
本ページ内のフォームよりセミナー参加申し込みの際に、是非、お書き添えください。
Session 4 17:30 - 18:00

ネットワーキング

プログラム終了後、登壇者を交えてのネットワーキングのお時間がございます。
こちらもぜひご参加ください。
※セミナー内容は予告なく変更となる場合がございます。

お申し込み概要

日時
2025年7月17日(木)15:30~17:30
※ネットワーキングは18:00まで
会場
大手町プレイスホール&カンファレンス 2F  [会場HP]
東京都千代田区大手町二丁目3番1号
大手町駅A5出口直結・東京駅丸の内北口から徒歩7分
参加費
無料
お申し込み

会場参加(抽選)
お申込期限:7月3日(木)17時まで

※会場参加をお申込いただいた方全員、抽選結果に関わらずアーカイブ配信を視聴いただけます。

※アーカイブ配信のみをご希望の方はこちらのページのフォームよりお申し込みください。

アーカイブ
配信期間

7/24(木)~ 8/15(金)

※会場参加をお申込いただいた方は抽選結果に関わらずアーカイブ配信を視聴いただけます

注意事項
なお、以下の方はお断りする場合があります。
・勤務先やご連絡先が確認できない
・会社のメールアドレス以外からのお申込み
・個人でのお申込み
・弊社の競合企業の方
主催
株式会社日本経済新聞社 情報サービスユニット
協力
日経メディアマーケティング株式会社
お問い合わせ
日本経済新聞社
情報サービスユニット セミナー事務局
nkp_event_list@nex.nikkei.com
※メールでお問い合わせください。

登壇者

池田 直隆氏
池田 直隆氏
東京証券取引所
上場部企画グループ 統括課長
2005年4月株式会社東京証券取引所入社。入社後、上場審査部を経て、2010年6月より現職。市場区分の見直し・コーポレートガバナンスの充実に向けた検討、スタートアップ育成に係る制度整備など、東証における上場制度全般に係るルールメイク等を担当。
福田 智美氏
福田 智美氏
ラザード・ジャパン・アセット・マネージメント
シニア・ヴァイス・プレジデント
ポートフォリオ・マネージャー/アナリスト
2010年ラザード・ジャパン・アセット・マネージメントに入社。運用部に所属。長期的視点から投資を行う機関投資家として年間数多くの日本企業とエンゲージメント対話を行い、財務と非財務の両視点から企業を調査、分析し、日本企業の企業価値向上を目指している。日経統合報告書アワード最終審査委員。
川島 輝夫氏
川島 輝夫氏
株式会社UACJ
元取締役副社長執行役員(現取締役)
明治大学政治経済学部経済学科卒、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科会計・経営システム専攻修了。住友軽金属主計課、資金課長、経理部長、執行役員管理本部副本部長、2013年10月UACJ発足、執行役員(海外事業戦略、広報IR、鋳鍛事業)、北米地域統括(シカゴ駐在)、2022年4月取締役副社長執行役員(グループ財務、IR、経営戦略)、指名報酬諮問委員会委員、2025年6月エグゼクティブアドバイザー、京都大学経営管理大学院客員教授。
石野 猛士氏
石野 猛士氏
山田コンサルティンググループ株式会社
経営コンサルティング事業本部 専任部長
日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
1990年に野村證券に入社し、主に投資銀行業務に従事。2019年に独立起業後、2020年に山田コンサルティンググループに入社。上場企業向けにCFO(≒経営企画)支援のコンセプトで、資本コスト経営、アクティビスト対応など、資本市場の旬なテーマを中心としたコンサルを提供中。
森國 司
森國 司
日本経済新聞社
2009年入社、主に企業の事業活動や業績などを中心に取材。15年に国際大学で経営学修士号(MBA)取得。現職は企業財務エディターとして業績、財務戦略、株価、会計制度、監査業界などを取材。

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